北京の天気・気温・降水量と服装

北京を訪れる際に気をつけたいのは、日本とは気候が違うという点です。日本と同じ感覚で服装を決めてしまうと、想定以上の寒さにより、上着を現地調達しなくてはいけなくなったりします。また、雨の降りやすい時期に旅行すると、連日の雨で、せっかくの景色が台無しになることも。

そうならないためにも、この記事では北京の平均気温や降水量、服装の選び方について、詳しく解説していきます。初めて北京を訪れるという方は、荷造りや旅行のスケジュールを立てる際の参考にしてください。

目次

北京の平均気温と降水量

最低気温最高気温平均降水量
1月-8℃2℃2.5ml
2月-6℃5℃3.6ml
3月0℃12℃6.9ml
4月8℃21℃19.3ml
5月14℃27℃30.3ml
6月19℃30℃51.4ml
7月22℃31℃129.5ml
8月21℃30℃93.2ml
9月15℃26℃34.3ml
10月8℃19℃16.8ml
11月0℃10℃8.1ml
12月-6℃4℃1.9ml

北京の緯度は盛岡と同じくらいですが、大陸に位置するため日本よりも乾燥しています。このため日本のようなベタつくような日はほとんどありませんが、夏だけは雨が降りやすく日本と同じように高温多湿になります。かなりの確率で雨が降りますので、傘やポンチョなどを忘れずに持っていきましょう。

冬場は氷点下になりますので、東京や大阪のような感覚で行くと、凍えるような思いをすることになります。しっかりと防寒対策をして行くようにしましょう。冬は乾燥もしやすくなるため、保湿クリームなどを用意しておきましょう。

北京の服装

基本的には日本の東北地方に行くような服装がベストです。春や秋であれば半袖だけでも過ごせる日もありますが、雨が降ると冷えてしまいますので、上に羽織るものを1枚と、長袖のTシャツが1枚あると便利です。

夏場はTシャツで十分ですが、ショッピングセンターなどは冷房が効きすぎている場所もあります。夏でも薄手の長袖が1枚あると便利です。

3月から4月は黄砂、4月からは柳絮(りゅうじょ)と呼ばれる白い綿毛のついた柳の種子が飛び交います。以前ほどではなくなりましたが、気になるという人はマスクを持っていきましょう。

冬場は完全に防寒体制で行くようにしてください。ダウンコートだけでなく、ヒートテックなどの下着も活用するなどして、徹底して寒さ対策をしてください。

とはいえ、北京は東京と同じように衣類もすぐに購入できます。足りないものは現地調達というのも旅を楽しめます。荷物を減らしたいという人は、最小限のウェアを揃えて、あとは現地で様子を見ながら揃えてみましょう。

北京のベストシーズン

北京が最も美しいのが秋と言われています。気温も高くなく過ごしやすいため、観光でも秋がベストです。秋にしか食べられない甘栗などもありますので、美味しいものを狙う人もこの時期を狙いましょう。

春もおだやかで過ごしやすいのですが、黄砂や柳絮が耐えられないという人もいます。そういう意味ではあまり神経質な人には春はおすすめできません。

冬は寒さが厳しくなりますが、それだけ食べ物も美味しく感じられます。氷点下の中を移動して、体が完全に冷えた状態で食べる肉まんは絶品です。北京は鍋なども美味しい街ですので、秋や春の旅に慣れたら、次は冬の寒さも楽しんでみましょう。

北京のライブカメラ

北京の現在の天候は、中央广播电视塔のライブカメラでチェックできます。下記リンク先からご確認ください。

http://livechina.ipanda.com/zhongta/02/index.shtml

またPM2.5については別記事で説明しています。北京での大気汚染が気になるという方は、下記記事も合わせて読んでおきましょう。

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