北京と日本の時差はどれくらい?

北京と日本の時差は1時間あります。北京よりも日本のほうが東にありますので、北京の時間は日本よりも1時間遅れていると考えてください。

日本:午前10時
北京:午前9時

中国にはサマータイムがありませんので、いつでもマイナス1時間と考えておきましょう。

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飛行機の到着時刻は現地時刻

飛行機の予約をしたときに、到着便の時刻が記載されているかと思いますが、この時刻は現地時刻になります。例えば羽田空港から北京へのフライトチケットを予約したら、次のようになっていたとします。

出国便
羽田空港:09:00
北京空港:12:20

このとき北京空港到着時刻が、現地時間の12時20分ということになります。このとき日本は13時20分ですので、フライト時間は4時間20分という計算になります。

帰国便
北京空港:11:50
羽田空港:16:10

帰国便も同様で、北京空港出発時刻は現地時間の11時50分で、羽田空港に到着するのが日本時間の16時10分になります。中国時間の15時10分ですので、フライト時間は3時間20分になります。

余談ですが往路と復路でフライト時間に違いがあるのは偏西風の影響で、帰国するときには風に乗って帰ってくるのでスピードが速くなります。機内で長編映画を観ると途中で終わってしまうこともあるので、再生時間の長い映画は往路、短い映画を復路で観るようにしましょう。

スマホは自動的に時間が変わる

10年以上前は、北京に着いたらまず時計を1時間ずらす必要がありましたが、最近は時間をスマホで管理している人も多いかと思います。その場合には、特に何かをする必要はありません。原則として現地の電波を拾ったら、現地時間に変わるようになっています。もし自動設定になっていなかったら、次の手順で自動設定に変更しましょう。

Android

「設定」→「システム」→「日付と時刻」
 ・日付と時刻の自動設定:ON
 ・タイムゾーンの自動設定:ON

iPhone

「設定」→「一般」→「日付と時刻」
 ・自動設定:ON

ポイントは「電波をつかむ」ことです。データ通信をオフにしていたり、機内モードにしていると時間が変わらないこともあるので注意してください。

また電波時計などは自動で切り替わるものと、そうでないものがあります。GPS内臓の電波時計であれば自動的に変わるようになっていますが、機種によっては手動で変えなくてはいけないものもありますので、北京空港に到着したらすぐに確認しておきましょう。

中国国内での時差はなし

中国は世界で最も大きな国ですが、国内での時差はありません。ただし太陽が真南になるタイミングには東端と西端で約4時間も違います。西端ではまだ日が上りきっていないうちにランチタイムになますし、東端では他の地域よりも早く日が沈みます。

中国で生活をする人には不便に感じているのかもしれませんが、少なくとも観光客にしてみれば、どこにいても日本と1時間しか変わらないというのはわかりやすくて助かります。ただし、ウイグルだけは非公式に、北京時間からマイナス2時間、日本時間からはマイナス3時間の時差を設けていることもあるので注意してください。

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