北京の治安について知っておくべきこと

初めて北京に行く人にとって不安なのが、治安がいいのかどうかということですよね。香港映画をよく観る人ですと「中国=マフィア」というイメージがあるかもしれません。

でも安心してください。

基本的には北京の治安は日本と変わりません。むしろ日本よりも治安はいいかもしれません。北京は中国の中心でもありますので、とにかく安全に関しては徹底しています。

北京でも少し前までは、治安がそれほどよくない地域などがありましたが、テレビニュースなどでも取り上げられていますように、中国は監視社会になっており、街のどこにいても監視カメラが見張っています。

路地裏にでも入らない限り、その監視の目から逃れることはできません。最近ではその路地裏でさえ監視カメラが設置されています。

これについて、日本では賛否があるようですが、治安という意味でこれほど力を発揮するシステムはありません。見張られているわけですから、街中でおかしな行動を取ることができないのが、現在の北京です。

でも、100%安全というわけでもありません。それは日本も同じですよね。

  • 観光地や駅でのスリや置き引き
  • 歓楽街での客引き
  • お店や白タクでのぼったくり

観光で北京に行くときにはこの3点だけは頭に入れておきましょう。それぞれの点について詳しく説明します。

観光地や駅でのスリや置き引き

スリは監視カメラで見ていても分からないくらいのスピードで行われます。ぶつかった瞬間に財布を盗むというのが、その典型的なパターンです。これを回避するには財布は見えないところに保管するしかありません。

この対策としては、衣服のポケットに貴重品を入れないようにするしかありません。またカバンは自分の後ろにかけないということも重要です。もちろんカバンのチャックを開けっ放しというのもNGです。

置き引きに関しては「肌身離さず持っている」しかありません。日本のように、とりあえず置いておくというのは絶対にありえません。監視カメラのせいで置き引きも減っていますが、荷物からは絶対に手を離さないようにしましょう。

歓楽街での客引き

北京の歓楽街のひとつ三里屯でよくあるのが、カラオケやバー、マッサージ店への客引きです。基本的に客引きをしているお店はすべてぼったくりだと考えてください。相場よりもかなり高額な金額を請求されることになります。

そうでもないお店もありますが、トラブルに巻き込まれるリスクがかなり高いので、誘いに乗らないというのが基本です。観光をしているだけなら、なかなかそういう場面に合わないかもしれませんが、頭の片隅に置いておきましょう。

お店や白タクでのぼったくり

ぼったくりがあるのは客引きだけではありません。中国では値段がついていないものが多く、観光地では定価の10倍近い値段でビールを売っていることもあります。まずは値段を聞くことと、むやみに交渉しないことが重要です。

交渉するということは買う意志があると受け取られます。あまりにも法外な値段だと思ったら「いらない」と切り上げてください。

また、白タクもぼったくりに遭いやすいので注意が必要です。白タクもうまく活用すれば便利なのですが、メーターがないのできちんとした値段交渉が必要になります。こちらも無理に値段交渉をすると後で揉める原因になります。

最近は北京市内でタクシーを止めることが困難な状態にありますので、白タクをまったく使わないというのは難しいのですが、ぼったくられるのを避けたいのであれば、白タクは使わないのが理想です。

もし使うときには、最初に決めた値段を紙に書いて、その金額で合っているかを確認してもらいましょう。

北京は治安がいいけど油断大敵

北京の街に慣れていくと、あまりに治安が良くて日本にいるのと同じくらい緊張感がない状態になってしまいます。でも、ここでご紹介したようなトラブルは日常茶飯事で発生します。

基本的には危険そうな場所には立ち入らないこと。そして、誘いには乗らないように心がけてください。客引きも交渉もあちらから近づいてくるものに対して、しっかりと警戒するようにしましょう。

大丈夫だと思ったときにトラブルは起こります。リラックスして観光を楽しみながらも、頭の片隅に「油断大敵」の言葉を残しておきましょう。

もしトラブルに巻き込まれたときには日本大使館や日本領事館に相談しましょう。どこにあるかについては別記事で紹介していますので、そちらを参考にしてください。

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