東京から北京までの格安航空券ならスプリング・ジャパン(春秋航空)

以前は日本から北京に行くのに格安航空券がなく、香港や上海、天津までLCCでフライトして、そこから北京に向かうという方法を使う必要がありました。天津と北京はかなり近い距離にあるのでその路線は現実的でしたが、上海はともかく北京に向かうのに香港経由というのは、飛行機が大好きな人でもないと苦痛でしかありませんよね。

でも2024年8月からLCCのスプリング・ジャパン(春秋航空)が、成田〜北京線を開通しており、なんと3万円台で北京まで行けるようになっています。これはもう使わない理由はありませんよね。もちろんLCCですので、何かと制約がありますが、それは国内でLCCを使うのと同じ。少しでも出費を抑えたいならスプリング・ジャパンを利用しましょう。

スプリング・ジャパン(春秋航空公式サイト)

目次

東京から北京までのスプリング・ジャパン格安航空券情報

JALグループLCCのスプリング・ジャパンは、JALとの共同運航便として、2024年8月1日から成田-北京便を就航しています。北京の到着がやや遅い時間になるといったデメリットはありますが、深夜到着というわけでもありませんので、そこまで就航時間にはそれほど大きな問題はありません。

フライトスケジュール
IJ017成田-北京18:00-21:30
IJ018北京-成田 11:20-16:00
2024年12月8日現在
利用施設

東京:成田空港第3ターミナル
北京:北京首都国際空港第3ターミナル

諸税

●往路
空港使用料:1,370円
燃料サーチャージ:7,000円
その他税金:1,700円

●復路
空港使用料:1,800円
燃料サーチャージ:6,900円(320元)

※いずれも2024年12月8日現在の金額です。正確な金額はスプリング・ジャパンのサイトでご確認ください。

スプリング・ジャパンの運賃タイプ

スプリング・ジャパンの国際線には3つの運賃タイプが用意されています。

スクロールできます
運賃タイプラッキースプリングスプリングスプリングプラス
座席指定有料有料
1回のみ無料
機内持ち込み手荷物
7kgまで

7kgまで

7kgまで
お預け手荷物有料
20kgまで無料

30kgまで無料
予約変更変更・払い戻し・各種手数料有料有料有料
払い戻し変更・払い戻し・各種手数料有料有料有料
優先チェックイン××
成田出発時のみ
優先搭乗××
成田出発時のみ

1泊2日での旅行で、お土産なども購入しない場合にはラッキースプリングでもOKですが、預け荷物がある場合にはスタンダードな運賃「スプリング」がおすすめです。

※小児(2歳以上12歳未満)は大人運賃が適用されます。
※幼児(2歳未満)は一律3,000円です。

スプリング・ジャパン(春秋航空)はいつから予約できる?

スプリング・ジャパン(春秋航空)は年に2回ほど、半年分をまとめて予約開始します。たとえば2024年冬ダイヤについては下記のスケジュールで販売を開始しました。

期間:2024年10月27日~2025年3月29日
発売日:2024年8月3日

発売情報に関しては、スプリング・ジャパン(春秋航空公式サイト)のお知らせページで発表されますので、出発予定日のフライト予約が開始されていない場合、サイトをこまめにチェックしておきましょう。

スプリング・ジャパン(春秋航空)を利用するうえでの注意点

スプリング・ジャパンはLCCになるため、ANAやJALなどのフルサービスキャリアに慣れている人ですと、いくつか気をつけなくてはいけないポイントがあります。

  • 機内食やドリンクは有料サービス
  • ビジネスクラスやファーストクラスがない
  • 支払手数料に600円かかる
  • 予約確認書か予約番号で搭乗手続きする
  • 機内持ち込み手荷物は1人2点7kgまで

それぞれの注意点について詳しく解説しています。

機内食やドリンクは有料サービス

スプリング・ジャパンはLCCですので、フライト代金に機内食は含まれていません。ただし、機内食やドリンクは機内販売されるので、そちらを購入できます。

また、「食品の持ち込みはご遠慮ください」となっています。禁止されているわけではありませんが、カップラーメンなどの匂いがきついものや、果実類や殻付きの食べ物などの飲食は止められる可能性があります。食品を持ち込みしたい場合には、サンドイッチやパンなどの軽食にしておきましょう。

機内食の価格はそれほど高額というわけではありませんので、しっかり食べたい人はそちらをご利用ください。

ビジネスクラスやファーストクラスがない

スプリング・ジャパンの座席はすべて同じエコノミータイプになります。ビジネスクラスやファーストクラスは用意されていませんのでご注意ください。

支払手数料に600円かかる

チケットを購入するときに、クレジットカード・コンビニエンスストア決済・QR コード決済・Pay-easy を利用した場合、支払い手数料として、1人/便ごとに600円が追加で請求されます。

予約確認書か予約番号で搭乗手続きする

スプリング・ジャパンのサイトでチケットを手配すると、予約確認書がダウンロードできるようになります。その予約確認書をプリントアウトするか、予約時に発行される「予約番号」をメモしておき、それを持って空港のカウンターで搭乗手続きを進めてください。

事前に紙の搭乗券が発行されるわけではありませんので、「まだチケットが届いていない」と問い合わせしないようにご注意ください。

機内持ち込み手荷物は1人2点7kgまで

スプリング・ジャパンの機内持ち込み手荷物は、1人2点までとなっています。それも合計7kgまでと決められています。これはスプリングプラスも同様です。

ちなみに、ノートパソコンやタブレット端末は、機内持ち込み手荷物の許容量(7㎏)には含まれません。別途持ち込みが可能となっています。ただし下記の組み合わせでの持ち込み制限があります。

  • ノート型PC1台
  • タブレットPC2台
  • ノート型PC1台とタブレットPC1台

※いずれも電源コードを含みます。
※タブレット型PCはキーボード付もお持ち込みできます。
※ノート型PCの画面サイズの上限は15.6インチとなります。

北京便が満席の場合は天津便も検討しよう

北京便は人気が高く、希望する日に予約できない可能性があります。その場合には天津便もチェックしてみましょう。天津浜海国際空港から地下鉄かタクシーで天津駅に向かい、そこから新幹線(高速鉄道)に乗れば最短1時間30分程度で北京市街地まで行くことができます。

IJ253成田-天津月・水・土12:10-15:25
火・木・金・日11:00-14:15
IJ254天津-成田月・水・土16:35-20:50
火・木・金・日16:05-20:20
2024年12月8日現在

北京首都国際空港北京大興国際空港から北京市街地まで1時間近くかかることを考えると、少し郊外の空港に到着したくらいの感覚で利用できます。

また天津から北京までの高速鉄道はTrip.com で予約できます。座席にもよりますが、片道1,000円程度ですので割高感はありません。むしろ中国の高速鉄道に乗れるという楽しみがあります。スケジュールに余裕があるなら、天津に1泊するのもおすすめです。

また天津便のほうが早い時間に到着するので、往路は天津着にして復路は北京発にすることも可能です。片道での手配ができるLCCならではの使い方になります。夜間に北京に到着して、ホテルのチェックインなどが不安だという人も天津経由での北京入りをおすすめします。

スプリング・ジャパン(春秋航空公式サイト)

SPRING JAPAN公式サイト
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