万里の長城「八達嶺長城」への行き方

北京に行くなら絶対行きたい場所のひとつが世界遺産の万里の長城ですよね。でもインターネットで調べると、自力で行くのがちょっと難しいと感じる人もいるかと思います。とはいえ割高なツアーを申し込むのも、ちょっともったいないですよね。

ここでは自分で万里の長城まで行く方法を、分かりやすくご紹介します。

万里の長城はいくつもある

意外と知られていないことなのですが、万里の長城は1ヶ所だけではありません。北京市内だけでも下記の12ヶ所もあり、さらには名もなき万里の長城がいくつもあります。

  • 司馬台長城(しばだい)
  • 金山嶺長城(きんざんれい)
  • 蟠龍山長城
  • 古北口長城(こほくこう)
  • 大榛峪長城(だいしんよく)
  • 黄花城長城(こうかじょう)
  • 慕田峪長城(ぼでんよく)
  • 箭扣長城(せんこう)
  • 八達嶺長城(はったつれい)
  • 水関長城(すいかん)
  • 居庸関 ・居庸関長城(きょようかん)
  • 挿箭嶺長城

これらの長城はすべて繋がってはいますが、崩れ落ちるなどして侵入できない場所もあるため、何ヶ所にも分断されています。この中でも最も有名な万里の長城が八達嶺長城で、比較的アクセスしやすいため、大勢の観光客が訪れます。

ちなみに万里の長城の総延長距離は21196キロというのが、中国政府の調査結果となっています。万里の長城は5000キロと聞いたことがあるかもしれませんが、これは1里が500メートルなので、1万里=5000キロとなるためです。

きちんと計測するまでは誰もわからないということで、万里の長城は5000キロとされ、実際に測ってみたら21196キロもあったというわけです。

八達嶺長城へのアクセス方法

公共の交通機関を使って八達嶺長城へのアクセスする方法は2通りあります。

  • 電車でアクセスする
  • バスでアクセスする

それぞれどこから乗ればいいのか、注意点なども含めて説明します。

電車でアクセスする

北京から万里の長城までの電車はS2線で、地下鉄の西直門駅に隣接している北京北駅から乗ることができます。切符は窓口で購入となりますが、北京市政交通カード「一卡通」でも乗れます。

交通カード「一卡通」を手に入れて自由に旅する

金額は片道6元でバスよりも安いというメリットがありますが、本数が少ないため土日には乗れないこともあります。

月曜日~金曜日:1日8往復
金曜日~日曜日:1日10往復
所要時間:1時間10分

八達嶺駅までは約1時間10分で、駅を降りて10分ほど歩けば八達嶺の入口に到着します。人の流れにそのまま乗っておけばOKです。

バスでアクセスする

バスは地下鉄積水潭駅の東にある徳勝門バスターミナルから乗ります。直行便(877路)と各駅停車(919路)の2種類がありますが、30分くらい時間が違いますので、直行便に乗りましょう。

徳勝門(德胜门)877路→八達嶺
所要時間:1時間
料金:12元

直行便ですので迷うことはありませんが、現金払いですと12元と高くなってしまいます。上記でご紹介した一卡通を使えば半額の6元になりますので、空港駅の窓口などで入手しておきましょう。

人数が多いならタクシーをチャーターする

もし友だちや家族との旅行なら、タクシーをチャーターするという方法もあります。1日600元~1000元くらいかかりますので、かなり割高になりますが、時間の節約にはなります。

所要時間は直行バスとそれほど変わりませんが、バスや電車の行列に並ぶ必要もありません。もし900元だったとしても、3人なら1人あたり300元(約5000円)です。

これを高いと考えるかどうかは人それぞれですが、観光ではタイム・イズ・マネーです。多少は中国語でのコミュニケーションが必要になりますが、現地オプショナルツアー予約専門サイトVELTRAのようなサービスを使えば日本語対応もしてもらえます。

時間の節約や安全を優先するならタクシーのチャーターも検討してみましょう。

万里の長城に行くなら平日に!

もし土日の1泊2日で北京に行くなら、万里の長城はあまりおすすめできません。休日はかなりの人が観光に行きますので、ゆっくりと万里の長城を満喫できませんし、何よりも電車もバスも混雑します。

道も渋滞しますので、バスで行くと何時に戻ってこれるのかまったく時間が読めません。ですので、万里の長城を観光するなら平日がおすすめです。2泊3日で行くなら1日は平日にできるはずです。

到着日か帰国日になってしまいますが、比較的混雑の少ない平日の午前中もしくは夕方前の観光がおすすめです。