【世界遺産・八達嶺古長城】待ち時間も混雑ない快適な万里の長城

多くの日本人にとって北京観光のメインになる「万里の長城」ですが、人気が高い「八達嶺長城」は日本のニュースでも報道されているくらい休日は混雑がひどく、連休になるとそもそも入場できないこともあります。せっかく北京に行ったのに万里の長城を歩けないのは悲しいですよね。

もし入場できたとしても視界には人だらけで、万里の長城の雄大さを感じるどころではありません。もっとしっかり万里の長城を堪能したい。そんな方におすすめしたいのが、八達嶺長城の南西10kmに位置する「八達嶺古長城」です。同じ世界遺産でありながらも、その存在をあまり知られていないこともあり、待ち時間どころか混雑もなく万里の長城を堪能できます。

目次

平日の午前中なら貸切状態になる八達嶺古長城

八達嶺古長城には建設時に石を切り出した、石切り場やレンガを焼いたレンガ窯群などが残っており、歴史的にも重要な役割のあった長城です。八達嶺長城にも繋がっていますが、現在は立入禁止エリアによって分断されており、周辺の長城からも独立した長城となっています。

八達嶺長城に劣らないほどの美しさがあり、それでいて前後に連なる長城の姿を一望できますが、中国国内でも知名度が低く、平日の午前中にもなると観光客がほとんどいません。ほぼ貸切状態になる瞬間もあるので、万里の長城の姿を写真に収めたいという人にもおすすめです。

この八達嶺古長城は2018年まで万里の長城マラソン(Great Wall of China Marathon)が開催されており、それほど遠くないうちに、またここを会場にする計画も立っています。

マラソン大会を開催するなんて大混雑している八達嶺長城では考えられないことですが、それくらい八達嶺古長城は観光客が少ないというわけです。もちろん八達嶺長城も魅力的ではありますが、どちらも世界遺産の万里の長城には違いありません。

情報があまりにも少ないため、日本人でも限られた人しか行ったことのない万里の長城。混雑のない穴場スポットですので、万里の長城をゆっくり楽しみたい方は八達嶺古長城も検討してみてはいかがでしょう。

八達嶺古長城を訪れるときの注意点

八達嶺古長城を訪れるときに注意すべきポイントが5つあります。

  • パスポートを持っていく
  • 午前中に到着するようにスケジュールを組む
  • おやつと飲料を持っていく
  • 秋から春にかけては防寒具を持っていく
  • 雨の日を避ける

それぞれのポイントについて、詳しく見ていきましょう。

パスポートを持っていく

八達嶺古長城の入場には事前予約が必要ありませんが、窓口で入場券を購入する場合にはパスポートが必要になります。Alipayでチケット購入することも可能ですが、通信の関係などで購入が上手くできなかったことも想定して、必ずパスポートを持っていきましょう。

午前中に到着するようにスケジュールを組む

八達嶺古長城をじっくり観光していると、3〜4時間はかかってしまいます。このため、午後に入場した場合には、慌ただしく万里の長城を登るだけになってしまう可能性があります。そのようなことにならないようにできるだけ午前中に入場できるようにスケジュールを組みましょう。

北京市街地から移動するなら、朝食後にすぐ移動するスケジュールがおすすめです。

おやつと飲料を持っていく

八達嶺古長城には売店もありますが、必ず開いているとは限りません。平日は閉まっている可能性もありますので、ペットボトル2本分と小腹を満たすためのおやつを持っていきましょう。山登りのようなものですので、思った以上に汗をかき、お腹も空いてくるので、登山をするくらいの感覚で食べ物と飲み物を用意しておきましょう。

秋から春にかけては防寒具を持っていく

八達嶺古長城は標高が高く、10月には防寒具なしでは耐えられないくらいに冷えることもあります。4月に雪が降ることもあるほどですので、秋から春にかけては必ず防寒具を持っていきましょう。強い風も吹きやすいので、防風機能のあるアウトドアウェアがおすすめです。

反対に夏は紫外線が強く、簡単に日焼けしてしまいます。接触冷感の長袖シャツや日傘などをフル活用して、できるだけ日差しに当たらないように工夫してください。

雨の日を避ける

八達嶺古長城の西側は傾斜が厳しく、雨の日には足元が滑ってかなり危険な状態になります(途中で封鎖されることもあります)。雨が降ると視界も10m以下になることもあり、雄大な万里の長城を楽しむどころではなくなります。理想はやはり青空の見える晴れた日で、前日に雨が降ったり、強い風が吹いていると絶景が見られます。

予約が必要ない万里の長城ですので、北京に数日滞在するなら、天気の良い日を狙って訪れましょう。

八達嶺古長城へのアクセス

八達嶺古長城の観光客が少ないのは、アクセスがやや難しいことが理由に挙げられます。そう聞くと不安に感じるかもしれませんが安心してください。八達嶺古長城へのアクセスが難しかったのは以前のことで、DiDiが定着してからは誰でも簡単に行けるようになっています。

DiDiを使って八達嶺古長城にアクセスする方法は大きく分けて3つあります。

  • 北京市街地から路線バスで移動する
  • 八達嶺長城まで移動してからDiDiを利用する
  • 北京市街地からDiDiで移動する

基本的にはいずれの方法でも問題ありませんので、予算やスケジュールに合わせて選びましょう。それぞれのアクセス方法についてご紹介します。

北京市街地から路線バスで移動する

少しでも安く行きたいなら、北京市街地から路線バスで八達嶺古長城の近くまで移動しましょう。地铁北土城站から919路のバスに乗り、八达岭古长城站で下車しましょう。そこからは2.6kmほど歩くことになりますが、交通費は13RMB(約260円)しかかかりません。

ただし、とにかく時間がかかります。移動にかかる時間は2時間10〜40分で、渋滞していると3時間以上かかることもあります。

八達嶺長城まで移動してからDiDiを利用する

最も簡単な方法は八達嶺長城まで移動し、そこからDiDiを利用することです。八達嶺長城までは電車でもバスでも移動でき、いずれも本数が多いためスムーズに移動できます。しかも八達嶺長城はDiDiが見つかりやすく、待ち時間のロスがほとんどありません。さらに運よく八達嶺長城が空いていれば、そのまま入場することもできます。

八達嶺長城からはDiDiを利用することになりますが、そのときの目的地は「八达岭古长城景区石料场遗址」で検索してください。八達嶺長城からのDiDi料金は16〜20RMB(約6.7km)、15分程度で八达岭古长城に到着します。

出発地:現在地
目的地(Where to?):八达岭古长城景区石料场遗址

北京市街地からDiDiで移動する

旅の予算に余裕があるなら、北京市街地から八達嶺古長城までDiDiで移動するのもおすすめです。料金は片道200元程度が相場ですので4人で移動するなら1人あたり1,000円しかかかりません。しかも1時間半で到着するので、時間の節約にもなります。

北京市街地からDiDiで移動する場合も、目的地は「八达岭古长城景区石料场遗址」で検索しましょう。北京に戻る場合はDiDiのドライバーが嫌がって、なかなか見つからないこともあります。その場合は、八達嶺長城までDiDiで移動してから、再度DiDiで車を探すか、バスや電車で北京市街地まで移動しましょう。

八達嶺古長城周辺情報

八達嶺古長城周辺に訪れたことのある日本人が少なく、周辺情報がほとんどありません。ただ宿泊施設も多く、おすすめの飲食店もあります。ここでは八達嶺古長城周辺の宿泊事情やおすすめの飲食店をご紹介します。

八達嶺古長城周辺の宿泊事情

八達嶺古長城周辺の宿泊施設は民宿がメインになります。中規模の新しいホテルもありますが、民宿なら1部屋4,000円前後で泊まれます。ただし、日本の民宿と違って食事がないため、朝晩は食べに出かける必要があります。

料金相場
民宿:4,000円
ホテル:8,000円

実際に泊まって快適だったのは「北京浦槐小苑農家民宿餐廳」です。宿のおばちゃんもおじちゃんもとても親切で、数日の滞在期間中、言葉が通じないにもかかわらず、しきりに声をかけてくれました。

八達嶺古長城からは少し離れますが、1部屋1万円程度で泊まれるIHGホテルズ&リゾーツ傘下の5つ星ホテル「懐来クラウンプラザホテル」もおすすめです。北京市街地なら1泊2〜3万円くらいはする高級ホテルで、リーズナブルな料金でラグジュアリーな宿泊体験ができます。

八達嶺古長城周辺のホテルは楽天トラベルやじゃらんnetなどでは予約できませんので、宿泊施設探しや予約はTrip.comをご利用ください。

八達嶺古長城周辺のおすすめ飲食店

八達嶺古長城を訪れてもらいたい飲食店がひとつあります。「苏禾·SUHE餐厅(八达岭店)」はこのエリアでは珍しいおしゃれでセンスのいい飲食店で、どの料理も日本人の味覚に合います。その中でも絶品なのが「自己擂茄子」。ナスとピータンの創作料理で、あまりの美味しさに衝撃を受けて数日後に再訪したほどです。

北京郊外ということもあってどの料理もリーズナブルな価格で、しかも1品ごとの量がかなり多いといった特長があります。できれば複数人で訪れるのがおすすめです。1人なら「自己擂茄子」とあと1品+ご飯(ビール)くらいが適量です。安いからといって頼みすぎないように注意しましょう。

苏禾·SUHE餐厅(八达岭店)
営業時間:11:00-14:30/17:00-21:00
住所:八达岭镇西拨子村114号(百度地図
電話番号:13121300170

八達嶺古長城 施設概要

入場料54RMB
営業時間4〜10月:9:00-16:30
11〜3月:9:00-16:00
住所北京市延慶区八達嶺鎮八達嶺古長城景勝地
電話番号010-61118002
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