飛行機での出張の機会が多い人などは、自然とマイルが貯まりますので、北京観光に行くにもマイルを使って、お得に特典航空券で往復したいですよね。ここではマイルを貯めて、日本と北京の往復を格安で移動する方法をご紹介します。
日本-北京を往復するために必要なマイル数
それではまず、日本と北京を往復するために、どれくらいのマイルが必要なのかを見ていきましょう。
ANAの特典航空券(往復)に必要なマイル数
L | R | H | |
---|---|---|---|
エコノミークラス | 17,000 | 20,000 | 23,000 |
ビジネスクラス | 35,000 | 40,000 | 43,000 |
L:ローシーズン
R:レギュラーシーズン
H:ハイシーズン
基本的に年末年始・GW・お盆休みの期間がハイシーズンになり、年末年始とGW前後がローシーズンになると考えておいてください。詳細はANAのサイトでご確認ください。
JALの特典航空券(往復)に必要なマイル数
エコノミークラス | 20,000 |
ビジネスクラス | 48,000 |
ファーストクラス | 72,000 |
JALの特典航空券にはシーズンがありません。このため大型連休などでも座席が確保できれば、同じマイル数で利用できます。ただし、利用制限期間が設定されていることもありますので、JALのサイトで確認しておきましょう。
特典航空券を利用する方法
ANAもJALも約20,000マイルで、日本から北京までの往復が可能であることが分かりました。次に、どのようにすれば特典航空券を利用できるのか、その方法について簡単にご紹介します。
ANAの特典航空券を利用する方法
ANAウェブサイトで特典航空券の予約・申込みができます。電話での申込みも可能ですが、発券手数料がかかりますので、できるだけウェブサイトから申し込みを行いましょう。
基本的には通常の航空券を発見するのと同様です。行き先と旅程を入力して空席を検索してください。
申込期間
旅程復路搭乗日355日前・午前9時から出発の96時間前まで
JALの特典航空券を利用する方法
JALマイレージバンクトップページで特典航空券の予約・申込みができます。マイページにログインして、「会員専用メニュー」から「マイルを特典航空券に交換」を選択してください。JALも電話対応もしてもらえますが、こちらも発券手数料がかかります。
申込期間
旅程復路搭乗日360日前・午前10時から出発の46時間前まで
特典航空券を利用するときの注意点
- 燃油サーチャージ代と税金などの料金が発生する
- 座席数が限られている
- 家族分までしか購入できない
- フライトマイルは貯まらない
それほど大きなデメリットではありませんが、特典航空券にはこのような注意点があります。まず気をつけたいのは、無料になるのは航空券代だけということです。燃料サーチャージ代や税金などは別途発生します。
また特典航空券で利用できる座席数には限りがあり、なかなか思うようなスケジュールでフライトを確保することができません。このため、家族で旅行するときに必ずしも人数分の座席を取れるとは限りませんので気をつけてください。
また、マイルで交換できるのは家族分までです。友人の航空券を自分のマイルで手配することはできません。さらに、特典航空券を利用した場合には、もちろんフライトマイルの対象外ですので気をつけてください。
マイルを上手に貯める方法
マイルを使えば、格安で北京に行けますが、そもそもそんなにマイルを持っていない人もいれば、あとマイルが少しだけ足りないという人もいるかとおもいます。そこで、ここではマイルを上手に貯める方法についてご紹介していきます。
マイルを貯める方法は大きく分けて3つあります。
- 飛行機に乗る
- クレジットカード決済で貯める
- ポイント交換でマイルをもらう
それぞれの方法を見ていきましょう。
飛行機に乗る
飛行機に乗るというのは分かりますよね。基本的には下記のような方法でマイルが貯まります。
フライトマイル = 区間マイル × マイル積算率
東京大阪間が280マイルで、マイル積算率が75%だったときには、フライトマイルとして210マイル獲得できます。思った以上に少ないですよね。そもそも飛行機に乗る機会もあまりないかと思いますので、効率はよくありません。
クレジットカード決済で貯める
ANAカードやJALカードを使えば、100円利用ごとに0.5〜1マイル貯まります。北京往復にかかるのが2万マイルですので、400万円使えば2万マイルに到達します。
ちょっと気が遠くなりそうですが、あらゆる買い物あ支払いをクレジットカード払いにしておけば、毎月10万円近くをクレジットカード払いにすることもできます。その計算なら3年4ヶ月で2万マイルを手にすることができます。
家賃もクレジットカード払いに出来るなら、それほど無理な金額ではありませんよね。効率がいい方法というわけではありませんが、確実にマイルが貯まる方法ですので、うまく活用してください。
ポイント交換でマイルをもらう
あまり知られていませんが、世の中にあるポイントカードのポイントをマイルに交換することができます。ANAとJALでそれぞれ違いますので、どのようなポイントを交換できるのかをご紹介します。
ANAマイルにポイント交換する
ポイント数 | 獲得マイル数 | |
楽天スーパーポイント | 2ポイント | 1マイル |
ヤマダポイント | 4,000ポイント | 1,000マイル |
ぐるなびポイント | 500ポイント | 150マイル |
Tポイント | 500ポイント | 250マイル |
nanacoポイント | 500ポイント | 250マイル |
マツキヨポイント | 5ポイント | 1マイル |
フォートラベルポイント | 1,000ポイント | 50マイル |
ソネットポイント | 250ポイント | 100マイル |
JALマイルにポイント交換する
ポイント数 | 獲得マイル数 | |
---|---|---|
Pontaポイント | 2ポイント | 1マイル |
docomo dポイント | 5,000ポイント | 2,500マイル |
セゾンポイント | 200ポイント | 500マイル |
UCカード Uポイント | 1,000ポイント | 500マイル |
JTBトラベルポイント | 5,000ポイント | 2,500マイル |
ここでご紹介した以外にも、思わぬところでポイントがマイルになります。特にクレジットカードのポイントがマイルになることが多いので、ポイントが貯まっているという人は、マイルに交換できないかチェックしておきましょう。
まとめ
北京旅行はANAやJALの特典航空券を利用することで、格安で往復することができます。ANAでもJALでも20,000マイルあれば特典航空券に交換でき、諸経費はかかりますが5万円以上はお得になります。
あと少しで20,000マイルに到達という場合には、ポイントを交換することでマイルを増やすことも出来ます。その一部だけご紹介しました、普段から貯めているPontaポイントや楽天スーパーポイントなどもマイルになります。
それらのポイントを上手に活用して特典航空券を手にし、浮いたお金で北京で美味しいものを食べたり、普段は泊まらないようなハイグレードなホテルに宿泊しちゃいましょう。