国際便はフライト時間の2時間前には、空港に到着しておくのが基本です。ただし、それは日本から出国する場合の目安で、北京空港の場合にはそれよりも30分早い、2時間30分前には空港に到着しておきましょう。
そんなに早く着いてどうするの?と思うかもしれませんが、お土産を買いたいと思うなら、3時間前でもいいくらいです。
なぜそんなに早く到着しておくべきなのか、そして時間を持て余しそうならどうすればいいのかをご紹介していきます。
北京空港に2時間30分前に到着しておくべき理由
- チェックインカウンターが混雑する
- セキュリティが混雑する
- 空港が広くて移動に時間がかかる
北京空港に早めに到着しておくべき理由がこの3点です。
まず、チェックインカウンターがものすごく混みます。ここで30分くらいかかるのはいつものことで、それ以上の時間がかかることもあります。2時間30分以上前に到着しておけば、待ち時間をかなり短縮できます。
出国のためのセキュリティチェックにも時間がかかります。1人ずつ丁寧にチェックされますので、どのゲートもかなりの行列になっており、いつまで経っても順番が回ってきません。
そしてようやくセキュリティを通過しても、ここからさらに搭乗口まで数分かけて歩かなくてはいけないこともあります。そもそもセキュリティまでにモノレールに乗って移動がありますし、移動するのに何かと時間がかかります。
日本の空港から出国するときの、1.5倍くらいの時間がかかると思っておいてください。もちろん時間帯によってはかなり空いていることもあります。でも、それは運がいいだけのこと。北京空港では早めの行動が重要になります。
フライトに乗り遅れないためのポイント
- お土産は前日までに買っておく
- 空港へは地下鉄で移動する
- 空港についたらまずはチェックインする
まず、大事なのは空港でお土産を買わないということです。できるだけ出発の前日までに購入しておき、預け荷物のほうに入れておきましょう。お土産を買っていたら、フライト時間ギリギリになってしまったというのはよくある話です。
空港でしか買えないものはほとんどありません(空港なら安心というのはありますが)。むしろ市街地のほうが、魅力的なお土産がいくつもありますので、そちらを選びましょう。お土産については下記記事を参考にしてください。
空港への移動はタクシーが楽ですが、タクシーは時間が読めません。渋滞にハマるとまったく動かなくなるので、かなりリスキーな選択になります。空港への移動は時間を読みやすい地下鉄を利用してください。
そして、空港に到着したらまずはチェックインです。まだカウンターが開いてなくても列ができているはずですので、並んで待ってください。時間に余裕があるからといってお茶をしていると、大行列になって焦ることになります。
プライオリティパスがあればラウンジで休める
早く空港に着いて、チェックインもセキュリティもスムーズに抜けられることもあります。そうなると思った以上に時間を持て余すことになります。ただ、北京空港内はお土産屋さんも少なく、飲食エリアも割高です。
ですので、時間に余裕があるならラウンジでゆっくりするのがおすすめです。とはいえ、ラウンジはファーストクラスやビジネスクラスのチケットでないと利用できません。
でも、プライオリティパスというカードを持っていれば、北京に限らず世界中の提携ラウンジを無料で利用できます。北京空港で利用できるラウンジは下記になります。
第3ターミナル(T3)
- AIR CHINA BUSINESS CLASS LOUNGE
- AIR CHINA FIRST CLASS LOUNGE
- BGS PREMIER LOUNGE
- BUSINESS TRAVELERS LOUNGE
第2ターミナル(T2)
- AIR CHINA FIRST AND BUSINESS CLASS LOUNGE
- BGS PREMIER LOUNGE
プライオリティパスのサービスを受けるには、プライオリティパスの会員になる必要がありますが、年会費が発生します。このため、おすすめなのは楽天プレミアムカードを作るという方法です。
楽天プレミアムカードを作れば、無料でプライオリティパス会員になることができます。楽天プレミアムカードは海外旅行保険にも自動加入されますので、1年に1〜2回海外に行くというのであれば、持っておくことをおすすめします。