中国の物価は年々上がっており、北京ではそれがけんちょになっています。以前は5000円以下でもそれなりのホテルがありましたが、最近は1泊1万円以上のホテルも増えつつあります。
ホテルなんて寝るだけだから、少しでも安いほうがいいという若者にしてみると宿泊費というのはちょっと悩ましい問題です。でも、北京も世界的な観光地ですので、ちゃんと若者向けの宿泊施設があります。
それがゲストハウスで、1泊1000円以下という激安宿もあります。
汚くてボロいのでは?と思うかもしれませんが、北京はゲストハウスの歴史が浅いため、どこも最近できたばかりで、古い格安ホテルよりもおしゃれで居心地のいい物件が増えています。
メリット
- 水回りがしっかりしている
- 受付で英語が通じる
- 基本的にはどこも静かで清潔感がある
デメリット
- 観光地でない場所は中国人利用者ばかり
- 日本人が泊まれないゲストハウスがある
- 路地裏の分かりにくい場所にある
これが北京のゲストハウスのメリットとデメリットです。英語が通じるのは当たり前と思うかもしれませんが、中国のホテルは4つ星以上でないと英語がまったく通じないのが普通です。ところがゲストハウスなら、どこでも英語が通じます。
安ホテルのように、シャワーからお湯が出ないということもありませんし、シーツもきれいで絶対的に清潔感があります。さらに騒ぐ人もいないので、運が悪くない限りドミトリーでも快適に過ごせます。
ただし、格安のゲストハウスは立地が悪く、地方から出てきた中国人利用者ばかりですので、あまりコミュニケーションをとることができません。また、予約できるのに、実際には中国人専用で泊まれないゲストハウスもあります。
さらにゲストハウスは分かりにくい場所にあることが多く、日が沈んでしまうと見つけにくいという難点があります。利用時にはできるだけ早めにチェックインしておくことをおすすめします。
日本のゲストハウスと同じ感覚で宿泊できますので、宿泊費を抑えて北京を楽しみたいという人に最適です。
ゲストハウスは【Trip.com】公式サイト などの海外ホテル予約サイトで探すことができます。もちろん普通のホテルも予約できますので、北京でのホテル検索に活用してみましょう。